大腸がんのリスクを下げる?葉酸のスゴイ可能性!
葉酸によって、大腸(直腸結腸)がんへのリスクが減少する可能性がある、という研究データがあります。
つまり、葉酸を摂取することで、大腸がんの発症リスクを下げられるであろう、ということなんです。
大腸がんは、男性に特に多いがんの一つで、罹患率(疾病の発生率)、死亡率は、なんと女性より倍の、約2倍も多いんです。
尚、大腸がんは比較的生存率の高いもので、早期発見・早期治療で完治も目指せるものです。
大腸がんの原因として、いろいろありますが、主なものとして、
★肥満体型
★飲酒
★喫煙習慣
★血族に大腸がんになった人がいる
★食生活の乱れ(加工肉類の摂取)
などがあります。
大腸がん予防に効果的なものの一つとして、適度な運動などとともに、食生活も挙げられます。
そのうちの一つで、葉酸が大腸がんリスクを下げる、という報告が出ているんですよ。
大腸がんの診断を受けた人を対象とした、研究データですが、葉酸を多く摂取した人からは、大腸がんのリスクが下がったというのです。
葉酸の摂取自体は何歳からがベストである、というものは特にありませんが、大腸がんは加齢でかかる可能性の上がるがんです。
だいたい50歳くらいから増えていくと言われているもの。
質のいい精子を作るときへの必要性や、産まれてくる赤ちゃんの健康などに必要だと言われる葉酸ですが、それ以外にも、体の健康のことを考えたら、葉酸の摂取はずっとしていくべきだということですね。